2015年01月29日
エイジング

デザインが気に入って買った靴。
ちょっと不具合があって、購入店に持って行ってきました。
修理で良かったのに
まだ新しいので新品に交換します、と言われました。
やっと馴染んできたところだったので
新品と言われて、素直に喜べませんでした。
こんな出来事があって、ふと思い出した鞄。
これは7年ほど前に買ったもの。
落ち着いたワインカラーです。

この鞄、本来は私のものではありませんでした。
私が惚れて買ったのは、キャメル色。
よく使っていたので、クタクタのアメ色になりツヤも増してきた頃…
同じ鞄のワイン色を持っている知人に、交換して欲しいと言われました。
私のキャメルはクタクタ、知人のワインは箱入タグ付の未使用品でした。
数ヶ月に渡って懇願され、根負けして交換したワイン色も
ようやくクッタリしてきました。
あれから何年も経ち、私も歳を重ね
逆にこの落ち着いたワイン色が自分のスタイルに合わせやすくなってきました。
今は作られていないであろうこの鞄。
もう手放さずに大切に使いたいものです。
手放す前、記念撮影したキャメル。
いい味出てるな~。

いつも「鞄」と書きますが
この、革で包むと書く漢字がたまらなく好きなのです。
一般的に、男性用は鞄、カバン、女性用はバッグと呼ぶんですけれど。
生きている状態は皮、加工されたら革。
生は卵、料理したら玉子。
…もう思いつきません。
Posted by akira at 21:00│Comments(0)
│real life